20周年に記念碑建立 貢献者刻名し「感謝」 ゆずり葉の郷

ゆずり葉の郷の発展に貢献した故人が刻名された記念碑と喜入理事長(左奥)、三浦所長(同手前)ら=15日、奄美市名瀬の同施設道場前

ゆずり葉の郷の発展に貢献した故人が刻名された記念碑と喜入理事長(左奥)、三浦所長(同手前)ら=15日、奄美市名瀬の同施設道場前

 奄美市名瀬のNPO法人青少年支援センター「ゆずり葉の郷」(喜入博一理事長)が創立20周年を迎え、15日、施設道場前で記念碑の除幕式を行った。記念碑には同法人の発展に貢献した故人を刻名し「感謝」の2文字を添えた。ゆずり葉の郷の三浦一広所長は「偉大な先人の供養、そして未来ある子どもたちの礎となれば」と語った。

 

 ゆずり葉の郷は2000年にボランティア団体として設立され、01年にNPO法人の認証を受けた。奄美市内で自立援助ホーム2施設を運営。三浦所長が中心となって非行やいじめ、不登校などで孤立した青少年を受け入れ、武道や各種地域活動を通じた支援に取り組んでいる。

 

 除幕式には、施設職員や記念碑に刻名された故人の親族ら約20人が参列。喜入理事長は故人から受けた支援や恩恵を紹介し「深甚の敬意と感謝を申し上げるとともに、ご指導いただいた意志を後世に語り継いでいきたい」とあいさつした。

 

 記念碑は高さ120㌢、幅130㌢の石碑。保岡興治氏(元法務大臣)、千葉拳二郎氏(前全日本硬式空手道会長)、山田秀次郎氏(ゆずり葉の郷元理事長)、有村治峯氏(元奄美大島商工会議所会頭)、仁禮嗣男氏(元名瀬市助役)の名前が刻まれている。

 

 刻名者親族を代表して有村治峯氏の孫、有村修一奄美大島商工会議所会頭は「損得抜きに子どもたちへ愛情を注ぐ三浦所長の姿勢には、祖父も非常に感銘を受けていた。永遠に残る碑に刻名いただき感謝する」と述べた。

 

 三浦所長はこれまでの歩みを振り返り「多くの理解と支援を受け、活動を続けることができた。これからも孤独に苦しむ子どもたちに寄り添い、向き合っていきたい」と気持ちを新たにしていた。