30代男性職員が感染 徳之島町コロナ対策本部

役場職員の感染を報告し、今後の感染防止対策などを協議した徳之島町新型コロナウイルス感染症対策本部会議=2日、同町役場

役場職員の感染を報告し、今後の感染防止対策などを協議した徳之島町新型コロナウイルス感染症対策本部会議=2日、同町役場

 徳之島町は2日、町職員の30代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同日、新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・高岡秀規町長)の会合が同町役場で午前、午後の2回開かれ、各課長など22人が出席。感染者の状況について情報共有を図り、感染防止対策を確認した。また、50代男性の町職員も同日、島内の医療機関でTRC検査を受け、陽性となったことが報告された。

 

 徳之島町での新型コロナ感染者の確認は初めて。対策本部の会合は一部非公開で行われた。町によると、感染した30代男性は11月24~27日に勤務した後、28、29日の休日を挟み、30日も勤務。感染者との接触歴は確認されていない。

 

 島内検査で新たに陽性が確認された50代男性職員は、30代男性職員の上司。11月26日に業務のため町北部へ移動する際、30代男性職員と2人で車で往復した。50代男性職員も11月24~27日は通常通り出勤し、今月2日から過去10日以内に島外への渡航はない。現在は自宅待機しているという。

 

 職員の感染を受け、町は6日まで全職員の島外出張を中止したほか、出勤前の検温を義務付け、体調不良の場合は所属する課の上司に報告することを確認した。来庁する住民の不安を解消するため、午前中に庁舎を閉庁して消毒作業も行った。

 

 会合後、高岡町長は防災行政無線で役場職員の感染確認を報告。感染防止策の徹底と風評被害につながるような行動を慎むよう求め、同様の内容を町ホームページにも掲載して周知した。

 

 高岡町長は「島内検査で2人目の陽性者も出たため、今後の感染動向が心配。実施できる感染防止対策を全て行い、1日も早い収束を目指す」と述べた。