4月6日から運航再開 フェリーかけろま新船

1年3カ月ぶりに運航を再開するフェリーかけろまの新船=30日、瀬戸内町古仁屋

1年3カ月ぶりに運航を再開するフェリーかけろまの新船=30日、瀬戸内町古仁屋

 2016年12月に衝突事故を起こして運航休止中のフェリーかけろまの新船について、瀬戸内町商工観光課は30日、古仁屋港のせとうち海の駅前にある可動橋の修理が完了し、4月6日から同町古仁屋―加計呂麻島間で運航を再開すると発表した。新船の運航は約1年3カ月ぶり。町は利用者に運航休止が長期化したことをわび、「今後は細心の注意を払い、安全な運航に努める」としている。

 

 新船は3代目のフェリーかけろまとして16年12月1日に就航したが、同月29日、古仁屋港への着岸時に岸壁に衝突し、船体の外板や可動橋を損傷した。町はその後、旧船でAコープ鹿児島瀬戸内店横の旧フェリー岸壁と加計呂麻島間を運航。並行して新船の修理や可動橋の修復、乗組員の習熟訓練も行ってきた。

 

 新船の修理は17年7月に終了したが、可動橋修理が遅れ、乗組員の習熟訓練も天候不良などで予定通りに進まず運航再開がずれ込んだ。さらに、代替運航の旧船も、機関故障によるトラブルが度々発生。海上タクシーの利用を余儀なくされた町民からは、運航の安定化へ新船での運航を求める声が相次いだ。

 

 再開初日の4月6日は、午前7時出港の古仁屋―瀬相便から運航する。町商工観光課は「町民、利用者には長い間、不便と迷惑をかけてしまい、大変申し訳ない。今後ともフェリーかけろまを利用してほしい」としている。