5市町村がマスク寄贈 9医療機関に計1万枚 奄美大島

朝山奄美市長(右)からマスクを受け取る県立大島病院の石神院長=12日、奄美市名瀬の同病院前

朝山奄美市長(右)からマスクを受け取る県立大島病院の石神院長=12日、奄美市名瀬の同病院前

 奄美大島5市町村は12日、奄美市名瀬の県立大島病院に医療用マスク2千枚を寄贈した。新型コロナウイルス感染症の拡大防止策の一環。同病院を皮切りに、今週中に島内の20床以上の医療機関9施設にマスク計1万枚を贈る。

 

 寄贈したマスクは、各市町村で備蓄または個人、業者から寄付されたもの。この日は県立大島病院玄関前で贈呈式があり、5市町村長が出席。朝山毅奄美市長が石神純也院長にマスクを手渡した。

 

 朝山市長は「医療関係の皆さまには島民の健康を守るために昼夜問わず尽力していただき、衷心からお礼申し上げる。自らの健康にも留意し頑張っていただきたい」と感謝と激励の気持ちを表した。

 

 石神院長は「節約して使ってはいるが、マスク、手袋等逼迫(ひっぱく)しており、寄付いただき感謝している。今後も新型コロナウイルス対策に尽力していきたい」と述べた。

 

 このほか、奄美市は同日、同病院に医療用マスクと手袋各2千枚、フェイスシールド40枚を寄贈した。今週中に同病院を含む市内の34医療機関、20歯科医院に医療用マスク計約3万3千枚を贈る。

 

 大島病院は奄美群島唯一の感染症指定医療機関で職員は医師、看護師含め約500人。同病院によると、通常は1カ月にマスク約1万3千枚を使っているが、現在は洗って再利用するなどし、使用枚数を月約5千枚まで削減しているという。