県内11人目の感染確認 鹿児島市の男性 新型コロナ

新たに確認された新型コロナウイルス感染者について会見する泉尾護保健所長=12日、鹿児島市役所

新たに確認された新型コロナウイルス感染者について会見する泉尾護保健所長=12日、鹿児島市役所

 【鹿児島総局】鹿児島市は12日、同市に住む40代男性の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。感染経路は調査中。濃厚接触者は6人で、40人の接触者も合わせて13日以降、順次PCR検査を行う。県内での感染者は11人目で、4月20日以来。

 

 鹿児島市によると、男性は9日に軽い倦怠(けんたい)感を感じるようになり、10日の夕方から11日午前にかけて38度以上の発熱があり、帰国者・接触者相談センターに相談。同日午後、鹿児島市内の医療機関を受診した。

 

 12日に県と市の三つの機関でPCR検査を行った結果、いずれも陽性と判明した。同日夜現在、37度の発熱と軽度の倦怠感があり、県内の感染症指定医療機関に入院している。

 

 男性は5月26日から今月10日まで、同市内の職場に自家用車で通勤。勤務先ではマスクを着用していたという。発熱前の2週間以内に県外を訪れたことはなく「(感染の)心当たりがない」と話している。

 

 市によると、男性は6月初旬に友人2人と市内の飲食店で食事をした。12日夜の段階で判明している濃厚接触者はこの友人2人と、同居する家族4人。接触者は職場の同僚40人。

 

 同市保健所は、男性の行動経緯などを詳しく聞き取るとともに、接触者の行動経緯などについても確認作業を進めている。「ここ最近は気温が高くなっていることもあり、マスクを着用している人が少なくなっている。公共交通機関などでのマスク着用を心掛けてほしい」と呼び掛けている。