GCFで地域課題解決へ 高校生、農家支援目指す 16日から2事業開始 徳之島町

二つのガバメントクラウドファンディングを開始した徳之島町(提供写真)

二つのガバメントクラウドファンディングを開始した徳之島町(提供写真)

 【徳之島総局】徳之島町は16日、ふるさと納税の総合サイト「ふるさとチョイス」を活用して、高校生と自然保護、農家を支援する二つのガバメントクラウドファンディング(GCF)を開始した。来年2月13日まで90日間寄付を受け付け、寄付金で地域課題の解決を目指す。

 

 GCFはふるさと納税の寄付金の使途を具体的にプロジェクト化し、企画に賛同した人から寄付を募る仕組み。同町は18年度からGCFを導入しており、今年度は「~島のみらい創生~徳之島高校『共育』プロジェクト」(目標額100万円)、「アマミノクロウサギと共に暮らす島プロジェクト」(同147万円)に取り組む。

 

 徳之島高校関連のプロジェクトは離島の高校生が抱える課題解決のため、同校と地域を結ぶコーディネーターの任命、島外有識者による講演、島外で行われる各種試験会場への旅費助成などを計画している。

 

 クロウサギ関連のプロジェクトは、クロウサギによるタンカン樹木の食害防止活動と環境学習を兼ねたエコツアーの実施、クロウサギと共生する農園で収穫されたタンカンのブランド化、輪禍防止対策などに取り組む。

 

 町担当者は「島が抱える課題解決に、全国の皆さんからのふるさと納税や、あたたかい言葉が力となり、新たな目標や夢が生まれている。二つのGCF事業を成功させたい」としている。