I・Uターン増え集落に活気

近年、薩川集落に移住したI・Uターン家族。過疎のシマに子どもが増え、「元気をもらえる」と喜ぶお年寄りも多い

近年、薩川集落に移住したI・Uターン家族。過疎のシマに子どもが増え、「元気をもらえる」と喜ぶお年寄りも多い

 2009年に人口が1万人を割り、少子高齢化に伴う人口減少が著しい瀬戸内町。とりわけ過疎化が深刻な加計呂麻島で近年、人口が増加している地域がある。薩川集落(里ゆかり区長、32世帯、61人)は数年前からI・Uターン者が相次ぎ、今春は3世帯8人が移住した。定年退職組のシニア世代に加え、「自然豊かな環境で育児をしたい」と30~40代の子育て世代も目立つ。

 定住者が増える背景について里区長(58)は「薩川はもめ事が少なく、思いやりの心を持った人が多い。親の介護という現実的な問題と同時に、あらためて古里を思い返したとき、この島に住んでみようと感じるのではないか」と話す。