VR専門家招き講習会 奄美市名瀬

受講者にVR映像の可能性について伝える渡邊さん=12日、奄美市名瀬

受講者にVR映像の可能性について伝える渡邊さん=12日、奄美市名瀬

 VR(仮想現実)動画を活用したプロモーション講座が12、13の両日、奄美市名瀬末広町の大正大学アンテナショップ「なぜまちモーレ」であった。奄美クリエイター協会の主催。16人が受講し、講師の渡邊徹さん(37)からVR映像の基礎や活用法について学んだ。

 

 VRは、視覚などの感覚を通してまるでその場にいるような疑似体験を可能にする技術でバーチャル・リアリティーの略。新型コロナウイルスの感染拡大で外出が控えられる中、観光やリモート授業などでも導入が進み、今後も活用拡大が予測されている。

 

 渡邊さんは東京都出身。2014年ごろからVRを専門に制作活動を開始した。講座ではVRの基礎について伝えた後、自身が手掛けてきた企業PR映像や作品を通してVRの活用例を紹介した。

 

 講習ではVR撮影用のカメラを使った実習もあり、受講者は会場や会場近くの市街地の映像を撮影。ゴーグル型のディスプレーを装着し、首を動かし視点を動かすと上下左右360度をくまなく見ることができるVR映像の魅力を体感した。

 

 受講した井田陽平さん(46)=奄美市名瀬=は「カメラの知識もなく興味本位で受講したが、分かりやすい内容で楽しかった。仕事でも使えるアイデアが浮かびそう」と感想を述べた。

 

 講座は新型コロナウイルスの感染防止策を徹底した上で実施した。