「鎮西26演習」公開/陸自西部方面隊

2014年11月08日

地域

偽装網に覆われた兵站訓練の前進基地(●)と、名瀬港に入港したチャーター船から下船してくる自衛隊車両=7日、奄美市

偽装網に覆われた兵站訓練の前進基地(●)と、名瀬港に入港したチャーター船から下船してくる自衛隊車両=7日、奄美市

 陸上自衛隊西部方面隊は10月27日~11月26日の日程で、九州・沖縄をエリアとする大規模演習「鎮西26演習」を展開し、奄美群島でも複数の訓練が行われている。同方面隊は7日、報道機関に奄美市住用町で実施中の兵站(へいたん)(後方支援)訓練の概要を説明したほか、同市名瀬の名瀬港に到着した部隊の下船訓練を公開した。演習期間中、瀬戸内町の江仁屋離島で今年5月に行った離島上陸訓練を再度、実施する予定。
 「鎮西26演習」は全国規模で同時展開されている▽陸海空自衛隊の協同転地演習▽中央即応集団演習―と、2014日米共同統合訓練の陸上・水陸訓練のうち、九州・沖縄での演習の名称。主管は同方面隊で、広報によると、主な演習概要は水陸両用作戦、対着上陸作戦、対艦・対空戦闘訓練などで、参加規模は陸上自衛隊から人員約1万6500人、車両約3900台、航空機約80機に達する。
 兵站訓練は、奄美市住用町の摺勝地区に県内離島の拠点となる前進基地を設けて実施している。主な訓練内容は、前線で作戦を行う部隊の支援活動で、弾薬や食料など活動に必要な物資の補給、負傷者の治療など。
 名瀬港観光バースでは、大分港から民間チャーター船で輸送されてきた車両や人員の下船訓練があった。到着したのは、対空、対艦攻撃を担う部隊の車両など約110台、人員約250人。各部隊は島内各地に分散し、訓練や演習に参加する。自衛隊訓練公開写真2