三次市・増田長とエール交換 チャレンジデーを前に 奄美市の朝山市長

2018年05月09日

地域

対戦する広島県三次市の増田市長と電話でエール交換する朝山市長=7日、奄美市役所

対戦する広島県三次市の増田市長と電話でエール交換する朝山市長=7日、奄美市役所

 住民参加型のスポーツイベント「チャレンジデー2018」(笹川スポーツ財団主催)が30日、全国121市町村で開かれる。開催を前に朝山毅奄美市長は7日、対戦相手となる広島県三次市の増田和俊市長とインターネット回線を使用して会談し、健闘を誓い合った。

 

 チャレンジデーは人口が同規模の自治体間で対戦相手が設定され、15分以上継続して運動した住民の参加率を競い合う。今年、参加10回目の節目を迎える奄美市の過去の成績は5勝4敗。昨年の参加率は56%で、今回は参加率57%、参加人数2万5千人を目標に設定した。

 

 中国地方のほぼ中央に位置する三次市は人口約5万3千人。マスカットと巨峰を掛け合わせたピオーネと呼ばれるブドウや三次ワインの産地として知られる。チャレンジデーは参加6回目。過去の戦績は2勝3敗で、前回の参加率は56・6%だったという。

 

 増田市長が「奄美市と状況が似ており、親しみを感じる。当日は精いっぱいがんばります」と意気込みを語ると、朝山市長は大島紬や黒糖焼酎といった奄美の特産品などを紹介し「30日は楽しく競い合いましょう」とエールを交換した。

 

 奄美市では30日、午前6時から名瀬小学校校庭で千人ラジオ体操があるほか、しまかわバッティングセンター(名瀬朝仁町)でのホームラン体験など各種スポーツイベントが市内各地で開かれる。