冷え込み続き、みぞれも/冬本番、大荒れ奄美地方

2016年01月26日

地域

冷え込みが続き、あられが堆積した奄美群島最高峰の湯湾岳=25日正午ごろ、大和村側登山道

冷え込みが続き、あられが堆積した奄美群島最高峰の湯湾岳=25日正午ごろ、大和村側登山道

  奄美地方は25日も強い冬型の気圧配置が続いて強い北西風が吹き、各地で最大瞬間風速は20㍍を超えた。沿岸の海域は大しけが続き、空と海の便に乱れが出た。最低気温は6度以下となり、奄美市名瀬でもみぞれやあられが観測された。

 名瀬測候所によると、奄美地方は上空約1500㍍付近に氷点下6度以下の寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となった。最低気温は未明に記録され、奄美市笠利町で平年を7度下回る4・7度を観測したほか、与論島でも平年を8・3度下回る5・9度だった。日中の最高気温は瀬戸内町古仁屋で11・5度にとどまり、最高は与論町の14・3度。