台風被災の石垣修復/瀬戸内町西古見

2014年11月12日

地域

サンゴの石垣の修復作業に汗を流す参加者=10日、瀬戸内町西古見

サンゴの石垣の修復作業に汗を流す参加者=10日、瀬戸内町西古見

 10月の台風19号で集落自慢のサンゴの石垣が一部倒壊した瀬戸内町西古見集落(宮原仲清区長、30世帯35人)で10日、修復作業が行われた。高齢化で人手が足りないことから、与路島の石積み職人や役場職員、訓練で滞在中の自衛隊員ら20人余りが応援に駆け付けた。宮原区長(65)は「われわれの力だけではできなかったことで本当にありがたい。ぬくもりのある石垣の風景を残していきたい」と感謝した。