土砂流出問題、住用町市で説明会
2015年05月22日
地域
奄美市住用町市集落の採石場で4月12日に大量の土砂が市道に流出した問題で、採石業者の㈲中部砕石(國馬英雄社長)が21日夜、市公民館で説明会を開き謝罪した。業者を指導監督する県大島支庁総務企画課の職員も立ち会い、同社に対して岩石採取計画の認可取り消しも視野に入れた緊急措置命令を下したことを説明。度重なる崩落や流出に住民の怒りが爆発し、「何度も繰り返すのは企業体質の問題。指導する県もいい加減。金儲けだけでなく法令を順守して、地域に対する責任を果たしてほしい」と強く求める声が上がった。説明会は今月7日、集落側が同社や県に提出した要望書に応じて開催。住民約50人が出席した。