奄美各地で海開き

2018年04月30日

地域

楽しそうに海で遊ぶ子どもら=29日、喜界町スギラビーチ

楽しそうに海で遊ぶ子どもら=29日、喜界町スギラビーチ

 スギラビーチに大勢の人 喜界町

 

 喜界町の海開き(町観光物産協会主催)が29日、スギラビーチであった。家族連れなど約500人が来場。海水浴や多彩なアトラクションを楽しみ、歓声を上げて海の季節到来を体感していた。

 

 まず神事で安全を祈願。海の安全講話を聞いた子どもたちは元気いっぱいに海に飛び込んでいった。ビーチ一帯でシーカヤック体験、フラダンスや島唄の披露、スポーツ大会などがあり、町民や観光客でにぎわった。

 

 海水浴を楽しんだ實織久くん(6)は「友だちと泳いだり砂遊びをしたりした。今年はたくさん海で遊びたい」と笑顔で話した。

 

 

元気いっぱいに海水浴を楽しむ子どもたち=29日、伊仙町伊仙

元気いっぱいに海水浴を楽しむ子どもたち=29日、伊仙町伊仙

 潮干狩りや宝探しゲーム 天城、伊仙両町

 

天城町と伊仙町で29日、海開きがあり、大勢の行楽客でにぎわった。ビーチでは家族連れなどが潮干狩りや宝探しゲームを楽しみ、子どもたちは一足早い夏気分を満喫していた。

 

 両会場では神事が行われ、関係者らが海水浴シーズン中の安全を祈願した。

 

 天城町のヨナマビーチでは約100㌔のアサリが浜や海にまかれ、訪れた親子連れがスコップやバケツを手に貝拾いに熱中した。伊仙町の瀬田海海浜公園では砂浜に埋めたお菓子を探す「宝探し」があり、参加した子どもたちの歓声が浜辺に響いた。

 

 最高気温は天城町で24・9度、伊仙町25度。晴天に恵まれ両会場では子どもたちが元気いっぱいに水しぶきを上げていた。

 

 ヨナマビーチで海水浴を楽しんだ同町天城の松村駿太君(5)は「貝を見つけて楽しかった。暑くなったら海でたくさん泳ぎたい」と話した。