奄美大島の住宅被害80棟/台風5号

2017年08月07日

地域

片側通行可能になった県道名瀬瀬戸内線の崖崩れ現場=6日、大和村大金久

片側通行可能になった県道名瀬瀬戸内線の崖崩れ現場=6日、大和村大金久

 台風5号は6日、九州の南海上を北東へ進み、奄美地方は同日昼ごろに風速15㍍以上の強風域を抜けた。県危機管理防災課などによると、台風の接近、通過に伴い記録的な大雨が降った奄美大島を中心に、住宅の一部損壊や浸水被害が計80棟に上った。同日午後5時現在、奄美市と瀬戸内町で計5世帯12人が自主避難している。3市町村の約400戸で停電が続いている。人的被害はなかった。同日午後は天候が回復し、各地で土砂崩れや家屋被害の復旧作業が急ピッチで進んだ。