奄美市名瀬で反核・平和の火リレー

2018年08月11日

地域

平和の火をともしたトーチを掲げ、市街地をリレーするランナー=9日、奄美市名瀬

平和の火をともしたトーチを掲げ、市街地をリレーするランナー=9日、奄美市名瀬

 県内14地区をつなぐ「第34回反核・平和の火リレー」は9日、奄美市名瀬であった。大島地区実行委員会(実行委員長・上野孝貴奄美市職労青年部長)などから約30人が参加。平和の火をともしたトーチを手に中心市街地の7区間5・5キロを走り、市民に平和な社会の構築や核兵器廃絶をアピールした。

 

 鹿児島県実行委員会(実行委員長・外園一真自治労鹿児島県本部青年部長)の主催。本年度は7月18日に肝属地区でスタートした。

 

 大島地区は県内14地区の最終地区で、9日は奄美市名瀬の御殿浜公園駐車場を出発。トーチを掲げたランナーや伴走者は市街地から長浜町を折り返し、市役所前にゴールした。

 

 ゴール後、市役所で▽非核・平和自治体宣言に基づく平和行政の推進▽川内原発の運転中止▽馬毛島への米空母艦載機着陸訓練移転阻止と奄美市への自衛隊配備反対―など10項目を盛り込んだ朝山毅奄美市長と師玉敏代市議会議長宛ての要請書を提出し、核兵器廃絶と平和行政推進への取り組みを訴えた。

 

写真よこ

平和の火をともしたトーチを掲げ、市街地をリレーするランナー=9日、奄美市名瀬