奄美群島 小中高で3学期始業式

2018年01月10日

地域

元気いっぱいに3学期をスタートさせた児童=9日、小宿小

元気いっぱいに3学期をスタートさせた児童=9日、小宿小

 奄美群島の小中学校や高校で9日、3学期が始まった。17日間の冬休みを終え、元気よく学校に登校した児童生徒たちはクリスマスや正月など冬休みの思い出を語り合った。始業式では今年の抱負を発表し、気持ちも新たに3学期のスタートを切った。

 奄美市名瀬の小宿小学校(林賢介校長、児童350人)の始業式は同校体育館であった。児童を代表して樺山景音君(2年)は「冬休みは掛け算九九と宅習を頑張った」と振り返り、「3学期は友だちともっと仲良くしたい」と発表。貴島翔太郎君(4年)は「7日の西郷南洲祭奉納剣道大会の団体で初めて優勝できた。今年は高学年の5年生になる。みんなから頼られる人になりたい」と目標を述べた。

 林校長は「3学期は一年の中で短い。それぞれがこのクラスでよかったと言えるように、勉強はもちろん、友達のいいところを見つけて仲を深めてほしい」と児童らにエールを送った。
 最後は児童全員で元気よく校歌を歌い、大掃除のあと各学年の教室で新年の抱負を発表した。