宮古崎入り口に臨時駐車場開設

2018年05月04日

地域

大和村宮古崎の遊歩道入り口付近に設置された臨時駐車場。正面が既設の村駐車場=3日、大和村国直

大和村宮古崎の遊歩道入り口付近に設置された臨時駐車場。正面が既設の村駐車場=3日、大和村国直

 大和村国直の地域住民が3日、同村内の宮古崎遊歩道入り口に臨時駐車場を特設した。NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」で宮古崎がロケ地に使用されたのをきっかけに見物客が急増したことを受け、駐車能力を2倍に拡大した。

 

 呼び掛け人で同村国直の中村修さん(50)によると、既設の村駐車場(約8台分)が満車になることがたびたび。大型連休に入り、見物客がさらに増すとみて、臨時駐車場を自発的に設けたという。用地は地域住民が提供。さらに約8台分の駐車スペースを確保し、住民たちで整地した。今年夏ごろまで開放する予定だ。

 

 中村さんは「宮古崎にたくさんの人が訪れ、集落の多くの人が喜んでいる。臨時駐車場を利用し、見物客には安全に大和村観光を楽しんでほしい」と話した。