徳之島でアセロラ、グアバを廃棄へ

2015年11月13日

地域

ミカンコミバエの拡大防止のため廃棄を呼び掛けているグアバの果実=12日、伊仙町

ミカンコミバエの拡大防止のため廃棄を呼び掛けているグアバの果実=12日、伊仙町

 果実や野菜類の病害虫ミカンコミバエの徳之島への飛来を受けて、徳之島地域ミカンコミバエ等侵入警戒対策本部(本部長・高岡秀規徳之島町長)は12日、防除対策のため、島内全域で同種が特に好むとされるアセロラ、グアバの2種の果実を廃棄する方針を決め、住民に注意を呼び掛けた。島内各集落の公民館で14日に回収して埋却処理する。徳之島では、伊仙町で4日に初めてミカンコミバエの飛来が確認され、7日までに3町計12カ所のトラップで

20匹の誘殺が確認された。