新一年生を祝福/小中学校で入学式/奄美群島

2018年04月07日

地域

在校生らに見守られ、入場する新1年生=6日、瀬戸内町の古仁屋小体育館

在校生らに見守られ、入場する新1年生=6日、瀬戸内町の古仁屋小体育館

 奄美各地の小、中学校で6日、入学式があった。大島教育事務所によると、群島内の本年度入学者(3月31日現在)は小学校で1080人(男567人、女513人)、中学校は950人(男519人、女431人)。真新しい制服に身を包んだ新入生たちは保護者や地域の人々に見守られ、学校生活の一歩を踏み出した。

 

 瀬戸内町の古仁屋小学校(赤岩道春校長)には、57人(男子31人、女子26人)が入学した。新入生は、6年生42人と保護者らが拍手で迎える中、堂々と入場した。

 赤岩校長は「友達や地域の人たちに元気よくあいさつしてください。朝は自分で起きて規則正しく生活し、学校の話を家族にたくさんしましょう」と式辞を述べた。

 

 児童を代表して6年生の神田朋花さんが「学校では、英語や算数や国語など、いろいろなことを勉強します。分からないことは何でもお兄さんやお姉さんに聞いてください」と呼び掛けた。

 

 大島教育事務所によると、本年度入学者がゼロの小学校は佐仁、今里、伊子茂、秋徳、池地、与路、油井、嘉鉄、尾母、西阿木名小三京分校、上城の11校。中学校は篠川、諸鈍の2校。

 

 入学者が1人の小学校は市、手花部、屋仁、小湊、崎原、大棚、西阿室、山、手々、西阿木名の10校。中学校は崎原、市、名柄、阿室、秋徳、与路、手々、西阿木名の8校。