旧正月イベント楽しむ 餅つきや振る舞い酒 名瀬・中央通り商店街

2018年02月18日

地域

大人の助けも借りながら、餅つきに挑戦する子どもたち=17日、奄美市名瀬

大人の助けも借りながら、餅つきに挑戦する子どもたち=17日、奄美市名瀬

 旧正月を商店街で楽しんでもらおうと「夜市De旧正月」(名瀬中央通りアーケード商店街振興組合主催)が17日、奄美市名瀬の中央通り商店街であった。会場はアーケード街全体。餅つき、ぜんざいの無料配布や振る舞い酒、バルーンアートなど多彩なプログラムが用意され、多くの家族連れなどでにぎわった。

 

 イベントは昨年度に続き2回目。午後3時からの餅つきと振る舞い酒を皮切りにスタートした。12㌔のもち米を用意した餅つきコーナーでは、小学生を中心に大勢の子どもたちが列をつくり、慣れない手つきで餅つきに挑戦。出来立ての餅はその場でプレゼントされ、子どもたちはおいしそうに頬張っていた。

 

 無料配布のぜんざいは合計で200人分を用意。今回は裏千家淡交会による茶道コーナーも設けられ、お菓子とお茶を楽しむ来場者の姿も見られた。

 

 島唄ライブや琉球舞踊、ストリートダンスなどの多彩なプログラムが用意され、訪れた人々はにぎやかな雰囲気で旧正月イベントを満喫していた。

 

 同振興組合の徳山貴広理事長(36)は「2年目を迎え、内容も充実してきたと思う。活気あふれる商店街づくりの一助になれば。来年以降も継続できればうれしい」と話した。