県吹奏楽コン、樟南第二が初の県代表

2014年08月02日

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県代表に選ばれた樟南第二高校の吹奏楽部(提供写真)

県代表に選ばれた樟南第二高校の吹奏楽部(提供写真)

 第59回鹿児島県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の全日程が31日に終了し、高校A小編成部門(25人以下)で金賞を受賞した天城町の樟南第二高校が初の県代表に選ばれた。中学B部門で金賞を受賞した天城中のユーフォニウム奏者の坂田美絵奈さん(3年)とチューバ奏者の岩木春菜さん(2年)がそれぞれ個人賞「おりべ賞」に選ばれた。
樟南第二高校吹奏楽部(牧孝輝部長)は部員14人。同部は9日に熊本市で開かれる南九州吹奏楽コンテストに出場する。有川一顧問は「チームワークと部員の高い意識が県代表につながった。鹿児島大会で受けたアドバイスを参考に修正して、多くの人に演奏を届けたい」と抱負を語った。 自由曲は卒業生を含め部員全員が思い入れのある「コーラル・ブルー沖縄民謡『谷茶前』の主題による交響的印象」。有川顧問は「演奏順も最後から二番目で観客も多く、これまでの頑張りをたくさんの人に伝えようと良い演奏できた」とも語った。