県立大島病院DMATが帰還/熊本地震

2016年04月20日

地域

近隣病院から移された入院患者のベッドが並ぶデイケア室で活動するDMAT隊員=17日、熊本市の東病院(中村健太郎医師提供)

近隣病院から移された入院患者のベッドが並ぶデイケア室で活動するDMAT隊員=17日、熊本市の東病院(中村健太郎医師提供)

  熊本地震を受け、熊本市内の病院に派遣され医療活動に当たった県立大島病院(奄美市名瀬)の災害派遣医療チーム(DMAT)1班が18日帰還し、同病院で19日、活動内容を報道機関に報告した。中村健太郎医師(32)は「食料や水が調達できない中、住民は大きな不安を感じている。地震による外傷患者はもちろん、入院患者への対応も迫られ、あらためて大変さを感じた。余震が続く中での活動は厳しかった」と振り返った。