県道沿いにスイカ並ぶ

2014年06月17日

地域

大玉スイカがずらりと並ぶ西田農園=16日、奄美市笠利町和野

大玉スイカがずらりと並ぶ西田農園=16日、奄美市笠利町和野

 奄美市笠利町の県道沿いの露店に地場産スイカが並び始めた。同町和野の西田農園(西田昭仁代表)では例年よりもサイズの大きい玉がそろい、道行く人の目を引いている。
 同農園で40年近くスイカを露地栽培している西田政光さん(78)は「今年は雨が程よく降って玉が大きく、糖度も12~13度と高い。品質には自信がある」と太鼓判を押す。
 通常は8㌔で大玉と呼ばれるが、同農園では平均10㌔。中には16㌔もの巨大スイカも。店頭を飾り始めて10日ほどたつが、夏を先取りしたような暑さの続く関東地方など本土からの注文も多いという。
 瀬戸内町から訪れた50代の女性は「昔は古仁屋まで移動販売してくれて、みんな楽しみにしていた。今では毎年買いに来ている」とスイカを抱えて笑顔。同農園では7月中旬まで店頭に並べる予定。