食育・地産地消で健康長寿=知名町で食の文化祭

2018年01月29日

地域

料理体験を通して地産地消への理解を深める参加者=28日、知名町町民体育館

料理体験を通して地産地消への理解を深める参加者=28日、知名町町民体育館

 第9回知名町・食の文化祭(町、JAあまみ知名事業本部、県食育協議会主催)は28日、町民体育館であった。「食育・地産地消で健康長寿の町づくり」をテーマに、町内の関係団体などが試食会や展示、物産販売、ミニ発表などを行い、来場者はイベントを楽しみながら「食」への理解を深めた。

 

 第1部は健康運動指導士の高司譲さん(フィジカルファクトリー代表)が「食を生かす体づくり」の演題で講演。①よくかむこと②水分補給をこまめに行う③ストレッチで体を柔らかく、姿勢を正して腹筋を鍛える―など、食べたものを吸収しやすい体づくりのポイントを伝えた。

 

 会場では各種団体が野菜や魚介類、加工品などの特産品販売、キビジュースなどの試飲、体験コーナーなどを設けて来場者を呼び込んだ。JA女性部による「ジャガイモのおやき」の料理体験が子どもたちにも大人気。農業青年部による地場産花きを使ったフラワーアレジメントコーナーも女性を中心に、にぎわった。

 

 展示コーナーではNHK大河ドラマの放送開始を記念し、「西郷どんにも食べさせたい! わが家の丼ぶり」と銘打ち、各家庭の創作丼が展示された。