「喜界島」焼酎部門金賞に 独で鑑評会、海外販促に期待 喜界島酒造

独鑑評会で入賞した2銘柄。「海外にも知られる商品に」と上園田社長=11日、喜界町

独鑑評会で入賞した2銘柄。「海外にも知られる商品に」と上園田社長=11日、喜界町

 国際的な蒸留酒の鑑評会「第5回ベルリン国際スピリッツ・コンペティション」がこのほど、ドイツ・ベルリンであり、本格焼酎部門で喜界島酒造㈱(喜界町、上園田慶太社長)の「喜界島」が金賞、「キャプテンキッド」が銀賞に選ばれた。上園田社長は「世界の舞台で一定の評価を頂き喜ばしく思う。外国にも知られる商品になってほしい」と受賞の喜びを語った。

 

 同コンペは米国ニューヨークやアジアなどで開催される国際ビバレッジ・コンペティション・シリーズの一環。今年は世界から合計300点以上が出品され、各部門ごとに金、銀、銅賞を数点ずつ選出した。

 

 日本酒造組合中央会によると、海外で本格焼酎は日本酒や韓国の蒸留酒「ソジュ(焼酎)」と混同されるケースも多い。国際的に知名度やブランド力を向上させようと、同中央会の働き掛けで今回同コンペの本格焼酎部門が新設された。

 

 部門金賞全5点のうち、「喜界島」は奄美黒糖焼酎で唯一の受賞。会社の主力商品と位置付ける上園田社長は「軽すぎず重すぎず、バランスの取れた味を目指している」と話す。

 

 「キャプテンキッド」と合わせた両銘柄は5月の米国のコンペでも入賞した。体岡英雄副工場長は「貿易会社や大手問屋とも連携しながら輸出に力を入れたい」と意欲を語った。