「奄美群島南三島」ブランド化へ 観光連携協議会が発足 JAC新ルートを追い風に 徳之島・沖永良部島・与論島

奄美群島南三島観光連携協議会を結成した各島の観光協会(連盟)関係者ら=13日、知名町のエラブココ

奄美群島南三島観光連携協議会を結成した各島の観光協会(連盟)関係者ら=13日、知名町のエラブココ

  【沖永良部総局】徳之島、沖永良部島、与論島の観光協会(連盟)が一体となった「奄美群島南三島観光連携協議会」が12日発足した。奄美群島と沖縄を結ぶ日本エアコミューター(JAC)の「奄美群島アイランドホッピングルート」の就航などを追い風に、観光分野で3島が連携して情報発信などに努め、「奄美群島南三島」ブランドの確立を目指す。

 

 12日に3島の観光協会会長や事務局長らが知名町のエラブココに集い、相互の連携と今後の具体的な取り組みについて意見交換。13日に地元メディアを同所に招いて、協議会の発足を発表した。

 

 同協議会の会長には、おきのえらぶ島観光協会長の前登志朗氏を選任、事務局も同協会に置く。今後は各島の観光情報の共有や宣伝活動などで協力していく。

 

 具体的には、今春発行された有名旅行ガイド「地球の歩き方Japan島旅シリーズ」の南3島版を参考にした旅行商品開発や、各地イベントへの合同参加、ポスター製作などを計画。10月には沖縄へのプロモーション活動も予定している。

 

 前会長は「それぞれが大きな個性を持ち魅力ある三つの島が一体となって周遊観光などを推進していくことで、旅行者の満足度を上げていきたい。3島は沖縄とも距離的に近いため、連携して沖縄経由の観光客を呼び込んでいきたい」と抱負を述べた。

 

 徳之島観光連盟の重田勝也会長は「島単体では解決が難しい各島が抱えている課題に対しても力を合わせて取り組んでいけたら」、ヨロン島観光協会の町岡安博事務局長は「『地球の歩き方』の南3島版という素晴らしいガイドブックを生かしていくためにも、各島の人が集まっていろいろな仕掛けを考えていけたら」と話した。