きょう、奄美黒糖焼酎「開饒」発売 大和村と㈱奄美開運酒造

共同開発した奄美黒糖焼酎「開饒」を発表する奄美大島開運酒造の渡社長(左)と大和村の伊集院村長=7日、大和村

共同開発した奄美黒糖焼酎「開饒」を発表する奄美大島開運酒造の渡社長(左)と大和村の伊集院村長=7日、大和村

 大和村と㈱奄美大島開運酒造(宇検村、渡慶彦社長)が共同開発した奄美黒糖焼酎「開饒(ひらとみ」の完成発表会が7日、大和村防災センターであった。発表会前には同村思勝の開饒神社で焼酎奉納もあり、行政や酒造関係者約30人は新銘柄商品が村内外の人たちに広く末永く親しまれるよう願った。9日から島内の酒販店やスーパーなどで先行販売する。

 

 開運酒造によると、「開饒」は原料に大和、宇検の両村をまたぐ湯湾岳の伏流水を使用。黒糖の豊かな香りと柔らかい飲み口を同時に表現するため常圧蒸留を採用した。

 

 村は2017年、独自ブランド構築を目的に同社に開発を依頼した。18年4月20日にはサトウキビ栽培の先駆者とされる直川智を祭った開饒神社にちなみ「開饒/ひらとみ」の商標を登録。商標は主に焼酎や日本酒、果実酒などビールを除くアルコール商品などに使用できる。

 

 式では村と同社が「商標登録の取り扱いに関する協定書」を締結。同社は商標を5年間無償で使用できる。

 

 伊集院幼村長は「直川智にささげられる立派な黒糖焼酎ができた。年内には合同会社ひらとみで酒類販売免許を取得し、ふるさと納税の返礼品などにも活用したい」。渡社長は「村と協力して『開饒』を世界中に発信したい」と語った。

 

 商品は2種類。ともに900㍉㍑瓶詰めで▽アルコール度数30度は税抜き1387円▽同25度は同1226円。容量などバリエーションを増やす予定だ。