キビ搬入4期ぶり9万㌧超 沖永良部・南栄糖業

今期の原料搬入を終えた南栄糖業=4月30日、沖永良部島

今期の原料搬入を終えた南栄糖業=4月30日、沖永良部島

    沖永良部島の南栄糖業は4月29日、2020~21年期(20年産)の原料サトウキビ搬入、圧搾を終了した。搬入量は9万7457㌧で前期比1万4478㌧の増。6期連続で8万㌧超え、4期ぶりに9万㌧を超えた。

 

 今期は昨年12月1日に操業を開始。サトウキビは前期より収穫面積が増え、台風の影響も少なく順調に生育。一方、12~1月に続いた雨や工場の機械故障で作業が一時ストップしたこともあり、終了日は前期より22日遅かった。

 

 平均糖度は14・93度(前期比0・24度アップ)で2期連続で14度を超えた。沖永良部さとうきび生産対策本部によると、10㌃当たりの収量(単収)も前期(5・17㌧)より増える見込み。

 

 同対策本部の担当者は「今期は糖度、単収に加え、買い取り価格も良かった一方、工場や輸送体制など受け皿の課題が見えた」と振り返った後、「各農家では作業の機械化、大規模化が進み、若い生産者が育っている。うまく引き継いでいけたら」と今後の生産向上に期待を込めた。