シマアザミ株出し初収穫 今年から実証栽培、台風にも負けず 和泊町シルバー人材センター

青々と育ったシマアザミを収穫する和泊町シルバー人材センターの会員=7日、同町喜美留

青々と育ったシマアザミを収穫する和泊町シルバー人材センターの会員=7日、同町喜美留

 【沖永良部総局】和泊町シルバー人材センター(南実一理事長)は町内で実証栽培中のシマアザミの収穫を進めている。今年4月に植え付けて以降、収穫は8月に続いて2度目。「株出し」では初収穫となる。

 

 シマアザミは奄美大島以南に分布するキク科の在来植物。抗酸化作用の強いポリフェノールが豊富に含まれ、健康食品の原料としても注目されている。

 

 同センターは徳之島町の㈱ヘルシーアイランズから委託を受け、今年から和泊町内の3カ所のほ場計1㌶で約8千株のシマアザミを栽培している。収穫したものは徳之島へ運び、同社が管理運営する徳之島町の機能性植物加工センターで1次加工し、原料メーカーに出荷される。

 

 株出しの収穫は今月5日スタート。会員5、6人が協力して喜美留にある26アールのほ場で、青々と育ったシマアザミ約2千株の収穫に汗を流している。

 

 会員の時田勝彦さん(70)は「最初の収穫から80日程度で、また立派に成長している。9月末から2度続いた台風の後は葉が黒くなり心配したが、しばらくしたら元気に戻った。台風に対してとても強い」と驚いていた。

 

 同センターの山下洋仁事務局長(47)は「4月の植え付けから、株出しの収穫までとても順調にきている。ここでの実証栽培が軌道に乗れば、島内でのシマアザミの栽培をより広げていけると思う」と話した。