スポーツウエア会社、子どもたちにマスク無償提供へ

新商品のマスクを紹介するアイズ・カンパニーの園田会長(右)ら=17日、奄美市名瀬の県大島支庁

新商品のマスクを紹介するアイズ・カンパニーの園田会長(右)ら=17日、奄美市名瀬の県大島支庁

 スポーツウエアを手掛ける株式会社アイズ・カンパニー(園田明会長、本社・奄美市名瀬)は17日、自社工場で新たにマスクを製造し、奄美群島内の子どもたちに無償提供すると発表した。園田会長は同市名瀬の県大島支庁で会見を開き、「子どもたちが自社製品を使うことで、少しでも多くのマスクが医療現場に届くといい」と語った。

 

 同社は2007年の創業以来、「バイオレーラ」などのブランド名で多くのスポーツチームと契約し、製品の開発や提供でアスリートを支えている。千葉県と埼玉県に事務所があるほか、中国とタイに生産工場を持つ。

 

 今年2月以降、新型コロナウイルス感染拡大でスポーツウエアの需要が縮小したことに伴い、タイ工場で空きの出た生産ラインの一部をマスク製造に回した。24時間体制(従業員は8時間交代)で、1日当たり約4千枚を生産している。

 

 同日正午にはインターネットでの購入受け付けを開始。すでに契約チームのほか県内外の企業、学校などから注文や相談を受けている。収益の一部を活用し、奄美群島内の未就学児と小中学生へのマスクの無償提供も予定。ゴールデンウイーク明けをめどに備蓄を進めているという。

 

 園田会長は「コロナ対策で従業員のマスクを確保するための製品開発だったが、感染拡大に伴い本格化した」と経緯を説明。「元気に走り回る子どもの元気な姿を取り戻し、奄美から全国に発信していきたい」と語った。

 

 商品名は「スポーツマスク」。素材はポリエステル94%で、無機系抗菌剤を使用。白、青、灰の3色でサイズは大人向けのL、Mとジュニア(小学生仕様)、キッズ(未就学仕様)の4種。少なくとも30回の手洗いが可能。1枚800円(税込み)で2枚セットと20枚セットで販売している。

 

 購入の申し込みはURL(https://vayorela.jp/)株式会社アイズ・カンパニーのブランド「バイオレーラ」ホームページ。問い合わせは電話050(2018)2330同社。