タンカン出荷計画94・9トン 奄美大島

2018年産の出荷計画などが説明されたタンカン出荷販売対策会議=22日、奄美市名瀬 

2018年産の出荷計画などが説明されたタンカン出荷販売対策会議=22日、奄美市名瀬

  JAあまみ大島事業本部果樹専門部会(大海昌平部会長)は22日、2018年産タンカン出荷販売対策会議を奄美市名瀬と龍郷町で開いた。18年産出荷計画量は94・9トン(規格外品含む)、全体出荷見込み額は3758万8千円。前期実績比で6・6トン、547万5千円の増に設定した。台風24号などの影響で生産量は前期並みを予想しており、単価(製品)設定はキロ当たり523円(前期実績482円)。2月1日に同市住用町の松元果樹園ではさみ入れ式を行う。

 

 会議は島内5会場で実施。奄美市名瀬では朝戸の同市農業研究センターであり、約40人が出席した。

 

 支所別の出荷計画は▽名瀬2万6300キロ(17年産実績3万9316キロ)▽笠利1570キロ(同990キロ)▽住用1万6950キロ(同9988キロ)▽龍郷7000キロ(同2791キロ)▽大和1万4600キロ(同1万861キロ)▽宇検1万9950キロ(同1万1492キロ)▽瀬戸内8600キロ(同1万2944キロ)。名瀬と瀬戸内以外の5支所で前期を上回る設定とした。

 

 同JAの担当者は「当初は全体的に開花状況が良好で生産量も多い予想だったが、9~10月の台風接近で落果や枝の折損、潮風害などの影響を受けた」と説明。果実肥大もやや悪く、10月以降の温暖な気候も影響して全体的に酸切れが早まっており、ほ場によっては早期収穫の可能性もあるという。

 

 これらも踏まえ18年産については、宅配主体の販売を展開して農家手取りアップを図る方針で、生産者に対し家庭選別徹底による腐敗果や病害果の混入防止、収穫後に果皮を乾燥させて傷を防止する予措(よそ)期間の適正化といった品質低下防止の取り組み強化などを求めた。

 

 さらに、高性能光センサー選果機を通した果実を一部、地元の市場に出荷する予定。生産者や卸業者に対し、果実の外観や品質向上につながる光センサー選果機のメリットを理解してもらい、利用率向上につなげたい考えだ。

 

 

 

 

 

 

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