タンカン適期収穫呼び掛け JAあまみ

適期収穫が品質向上に欠かせないタンカン(資料写真)

適期収穫が品質向上に欠かせないタンカン(資料写真)

 1日から収穫シーズンに入ったタンカンについてJAあまみ大島事業本部は、果実の着色など適期の収穫やその後の樹勢管理の徹底を呼び掛けている。奄美大島選果場(奄美市名瀬朝戸)の積極的な利用などを生産者に求めている。

 

 同本部果樹技術指導員の大山綱治さんは「着色(紅乗り)の悪い果実が市場に出荷されている」と指摘。「せっかくの商品が台無し。焦らず紅が乗ってから収穫してほしい」と注文した。

 

 今年は豊作で収穫後に樹勢が衰えやすく、その回復を図ることがより重要となっている。大山さんは「適切に木をケアしないと来年以降の収穫に大きく影響する。園地の8割の収穫終了をめどに春肥を与え、発芽のタイミングで防除と合わせて窒素系の肥料を葉に散布してほしい」と話した。

 

 収穫後に果皮を乾燥させて商品性を向上させる予措期間を設けることも欠かせない。「最低3~4日、特に雨天時に収穫した果実は1週間ほど確保してほしい」(大山さん)とし、品質低下防止対策の徹底を呼び掛けている。

 

 品質の統一を図るため光センサー選果機のある奄美大島選果場の利用も農家に求めている。選果場の光センサーには糖度など内部品質や外皮の傷を瞬時に測定できる機能があり、品質が保証される。