バレイショ使った菓子開発 徳之島高校総合学科

特産品のバレイショを使った菓子を開発した徳之島高校の生徒

特産品のバレイショを使った菓子を開発した徳之島高校の生徒

 県立徳之島高校総合学科生活科学系列の3年生7人がこのほど、地元企業や徳之島町と連携して、島の特産品を使った菓子「ジャガイモプレッツェル」を開発した。来年度に商品化し、島内の物産店などでの販売を目指す。

 

 島内で生産され、規格外品などで廃棄されるバレイショを活用しようと、同学科の課題研究授業の一環で2年生の1学期に開発に着手した。構想が徳之島町のふるさと納税活用事業に採択され、予算約150万円で徳之島物産と共同で商品開発に取り組んだ。

 

 メインのバレイショに加え、島内で生産、入手できるアオサ、黒糖、お茶のべにふうき(紅茶)の3種類を原料に活用した。同校の生徒や町役場職員などへのアンケート結果を参考に味や風味の微調整を繰り返し、構想から約1年半掛けてアオサは磯の香り豊か、黒糖は甘さが広がり、べにふうきは紅茶の風味が後を引くよう仕上げた。

 

 商品のパッケージデザインも生徒が手掛けた。徳之島高校と町、民間企業の連携から、中央に産官学の三者が手を携えるデザインを採用した。

 

 来年度以降は現2年生に企画を引き継ぎ、味の最終調整などを経て商品化する計画だ。商品開発に取り組んだ濵崎ひなのさん(18)は「周囲の協力もあり、商品を開発することができた。お菓子をきっかけとして多くの人に徳之島のことを知ってもらうことで、島に恩返しできれば」と話した。