与論島製糖が2期連続の年内操業開始

2018―19年期操業を開始した与論島製糖与論事業所=15日、与論町

2018―19年期操業を開始した与論島製糖与論事業所=15日、与論町

 与論島製糖株式会社(松下豊代表取締役社長)与論事業所は15日、2018―19年期の操業を開始した。開始日は前期と同日で2期連続の年内操業。サトウキビ生産見込み量は11月1日現在、2万4千トンで前期(2万3725トン)よりもやや増える見通し。搬入は年内が25日まで。年明けは7日再開し、3月下旬終了を見込む。

 

 収穫面積は前期比14ヘクタール減の411ヘクタール。10アール当たり収量(単収)は約0・2トン増の5・8トンを見込む。工場の1日当たり処理量は360トン。ハーベスター収穫は7割を予定し、残りは手刈り。

 

 この日は午前10時から同事業所で神事を執り行い操業期間中の安全を祈願。その後の出発式には社員や生産者、関係機関の代表ら約60人が出席した。

 

 同社の光富広次長は「昨年12月の平均糖度は12・1度だったが、本日午前10時の段階では約13度という値が出ている。これなら品質もいけそうだと思っている」などと語った。

 

 JAあまみ与論地区さとうきび部会の原田新一郎部会長は「昨年は25年ぶりの年内操業で、実際にやってみると春植えの適期植え付けや、スムーズな肥培管理などにつながったと思う」と2期連続の年内操業を歓迎。「今期産は9月末の台風にやられたが、さすがはサトウキビ。見事に復活した。みんなで基幹産業であるキビを守り、島の明るい未来に向けて頑張っていこう」と激励した。

 

 最後は出席者全員で「頑張ろう」を三唱し、操業を開始した。