中央通りは2年連続の横ばい 2018年路線価

 熊本国税局は2日、相続税や贈与税の算定基準となる2018年(1月1日現在)の路線価を発表した。大島税務署管内の最高地点は奄美市名瀬末広町の「中央通り」で1平方㍍当たり12万5千円となり、2年連続の横ばいだった。

 

 県内11税務署のうち、最高路線価が上昇したのは2・5%プラスの鹿児島(83万円)のみ。大島を含む4税務署が横ばいで、6税務署で下落した。下落幅は志布志市志布志町志布志2丁目の「国道220号線」(2万5千円)が3・8%と最も大きかった。

 

 大島税務署管内で中央通りの首位は1994年以降25年連続。区画整理や港湾整備が進み、価格は下げ止まった。県内では鹿児島市東千石町「天文館電車通り」の83万円に次いで高く、熊本国税局管内で5位、九州では17位だった。

 

 県内税務署別の最高路線価は鹿児島、大島に続いて薩摩川内市西向田町「太平橋通り」の7万9千円、霧島市国分中央3丁目「新市街通り」の7万円、日置市伊集院徳重3丁目「伊集院駅北口記念通り」の5万3千円―の順で高かった。

 

 鹿児島税務署は県内の状況について天文館地区の電車通りで銀行の建て替えや再開発が進み、「活性化の兆しが高まった上、飲食店の需要も回復傾向にある」と分析している。