伝統の技、新分野に

伝統の技 県工業技術センターの2014年度研究成果普及セミナーが18日、奄美市名瀬の同センター奄美分庁舎であった。同センターの研究員ら4人が工芸品の製造技術や販路展開について研究の成果を報告。大島紬をテーマにした発表では高い製造技術を応用した新たなものづくりの可能性を展望した。

 徳永嘉美さん(企画支援部)は、地味な印象の強い大島紬に光沢を持たせる生地を研究した。経(たて)糸と緯(よこ)糸の色を細かく並べて絣(かすり)を明るく見せる「並置加法混色」を導入。試作した名刺入れや印鑑入れなどを披露し、洋装やインテリアへの展開を促した。