体調不良訴える乗客なし 横浜出港のクルーズ船寄港 名瀬港観光船バース

名瀬港に寄港したクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」=24日、奄美市

名瀬港に寄港したクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」=24日、奄美市

 日本クルーズ客船㈱(大阪市)のクルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」(2万6594トン)が24日、乗客175人、クルーとスタッフ240人を乗せて奄美市の名瀬港観光船バースに寄港した。新型コロナウイルスを警戒し感染予防策が取られる中、ツアー客は島内観光や港周辺のイベントで思い思いに奄美大島を満喫した。

 

 同船の奄美大島への寄港は今年2回目。8泊9日の日程で、18日に横浜港を出港し、屋久島、中城、那覇、奄美大島を巡って26日に横浜港へ戻る。

 

 名瀬港観光船バースでは歓迎セレモニーがあり、あまみ大島観光物産連盟の有村修一会長が「豊かな自然や人の温かさを感じ取って」と歓迎。紬美人らが仲田敬一船長らへ花束を贈った。

紬美人らの歓迎を受ける乗客

紬美人らの歓迎を受ける乗客

 

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、船内でも予防対策が取られた。仲田船長によると、クルーズ開始前に海外への渡航歴や体調に関するアンケートとサーモグラフィーチェックがあった。24日現在、体調不良を訴える乗客はいないという。

 

 乗客の女性(88)は「手すりの消毒などの対策がされており特に不安はない。いつも通り船の旅を楽しみたい」と話した。

 

 奄美大島北部と南部、マングローブ林などを巡るバスツアーは乗車前に手のアルコール消毒が呼び掛けられた。船内で予定していた八月踊りは中止し、黒糖焼酎の試飲会やクラフト教室は屋外で実施した。