共販目標3500㌧ バレイショ「春のささやき」出発式 知名町

テープカットで目標達成を誓うバレイショ生産関係者ら=11日、知名町

テープカットで目標達成を誓うバレイショ生産関係者ら=11日、知名町

 【沖永良部総局】JAあまみ知名事業本部の2021年産沖永良部島産バレイショ「春のささやき」の出発式が11日、同事業本部バレイショ出荷場=知名町=であった。今期の共販目標は3500㌧(前期実績3910㌧)。出席した生産者らは、目標達成を誓いテープカットをした後、バレイショを載せたトラックを拍手で送り出した。出荷は4月下旬までを計画している。

 

 今年は新型コロナウイルス感染症対策で出発式の規模を縮小した。JAあまみ知名事業本部と同事業本部園芸振興会の共催。生産者やJA、行政関係者ら約40人が出席。島外の市場関係者らはインターネット中継でリモート参加した。

 

 21年産バレイショは、早植えの冷蔵種子が植え付け期と生育初期に干ばつに見舞われ、また生育中、後期も寒波などの影響から球数が少なく、減収を見込む。北海道産の購入種子は日照不足の影響が心配されている。栽培面積は前期より19㌶増えて268㌶。

 出発式に続いて出荷協議会があった。園芸振興会の久本和秀会長はあいさつで「安心、安全、定時、定量、良質が合言葉。安全に配慮した作業計画のもとで仕事を行ってほしい」と述べた。

 

 JA県経済連の関係者は情勢報告で「北海道など他産地の出荷量が減少し、全国的に流通が少ない。巣ごもり需要で量販店などの取り扱いはまずまず」との認識を示した。京阪神、九州地区の市場関係者も「今年は産地間リレーがスムーズ。2月の中旬から下旬には本格的な販売ができるだろう」などと述べた。

 

 協議会の最後は、参加者全員で「頑張ろう」を三唱して目標達成を誓った。