共販目標9億3千万円 和泊町でバレイショ出発式

バレイショ出発式で高値取引を願い、テープカットする関係者=9日、和泊町

バレイショ出発式で高値取引を願い、テープカットする関係者=9日、和泊町

 JAあまみ和泊事業本部の2019年産沖永良部島バレイショ「春のささやき」出発式が9日、和泊町のJAバレイショ選果場であった。今期の共販目標は5437トン(前期実績5736トン)、販売額9億3千万円(同7億4900万円)。数量は過去最多だった前期を下回る見込みだが、販売額は約1億8千万円アップを掲げた。出荷は5月上旬まで続く見通し。

 

 同事業本部によると、19年産バレイショは天候に恵まれて植え付けは順調。半面、年末にかけて気温が高かった影響で、ほ場によって病害や発芽不良が見られるなど、生産者は肥培管理に苦労している。栽培面積は342ヘクタール(前期328ヘクタール)。

 

 出発式は沖永良部高校エイサー部のエイサーで開幕。関係者らが収穫期の無事故と高値取引を願い、テープカットした。和泊小金管バンドの演奏と出席者の拍手に見送られ、バレイショを載せたトラックが出発した。

 

 引き続き出荷協議会があった。和泊町園芸振興会の北原茂敏会長は「期間中は農作業事故、けがなどがないようにくれぐれも注意を」と呼び掛けた。

 

 情勢報告で県経済連の担当者は「今季は野菜全体の単価が低く、それがバレイショ価格にも影響している。市場の動きを見ると、現在ようやく野菜の価格が底を脱した印象。今後、他の野菜の価格が好転すれば、バレイショの方も上がってくるのではないか」と予測した。

 

 出発式に先立ち「じゃがいも祭り」も開かれた。知名事業本部の出発式は11日に行われる。