前期比2万4千㌧増の16万㌧台 徳之島も製糖開始

製糖シーズンが始まり工場に搬入されたサトウキビ=19日、伊仙町伊仙

製糖シーズンが始まり工場に搬入されたサトウキビ=19日、伊仙町伊仙

 徳之島の2019―20年期の製糖が19日、始まった。初日は南西糖業㈱の伊仙、徳和瀬両工場に合計1111・336㌧の原料サトウキビが搬入された。製糖開始は前期より1日早く、5期連続の年内操業。搬入量は前期実績を約2万4千㌧上回る16万8739㌧を見込む。

 

 今期の町別原料搬入見込み量は▽徳之島町5万3361㌧▽天城町6万2378㌧▽伊仙町5万3千㌧。工場別では伊仙工場が8万8975㌧、徳和瀬工場7万9764㌧。収穫面積は前期実績比177㌶減の3182㌶、10㌃当たり収量(単収)は同1・008㌧減の5・373㌧を見込んでいる。

 

 19日は伊仙工場で574・417㌧、徳和瀬工場で536・919㌧を受け入れた。平均甘しゃ糖度は伊仙工場が前期の搬入初日比で1・5度増の13・17度(最高16・2度、最低9・5度)、徳和瀬工場は同1・47度増の12・84度(最高14・9度、最低9・8度)と前期を大きく上回った。

 

 原料搬入日数は3月30日までの延べ81日間を計画。年内は25日まで原料を受け入れ、年明けは1月7日から操業を再開する。2月3~5日、3月4~10日の計10日間、春植え推進期間を設ける予定。

 

 今期のキビは気象条件に恵まれたこともあり、12月1日現在の平均ブリックスは平年を2・1度上回る20・6度と2年連続の低糖度から回復傾向にある。南西糖業㈱原料統括部は「イノシシ被害にあったほ場からの搬入が多かったため、初日は不純物の割合(トラッシュ率)が通常より約5%増えて糖度は伸び悩んだ。イノシシ被害のないほ場からの搬入が増えれば、糖度は上がっていくだろう」としている。