台湾客誘致PJ始動 台湾師範大生らがプラン考案 奄美大島

壁にスライドを映しながら奄美の歴史や観光の現状などについて講話した山下氏(右奥)=23日、奄美市笠利町のまーぐん広場

壁にスライドを映しながら奄美の歴史や観光の現状などについて講話した山下氏(右奥)=23日、奄美市笠利町のまーぐん広場

 台湾師範大学の大学院生らが台湾の観光客向けの奄美観光プランを考案するプロジェクトが23日、奄美市笠利町のまーぐん広場で始まった。この日は、㈱奄美イノベーション代表取締役の建築家・山下保博さん(59)が奄美大島の歴史や観光の現状などについて講話した。大学院生らは9月末ごろまで滞在し、島内観光や各種調査を行う。

 

 プロジェクトは台湾師範大学と九州大学が2017年から実施している「日台間の観光交流の促進に関する共同研究」の一環。台湾師範大学の大学院生2人と同大を卒業したメディア関係者2人が、奄美大島で観光資源の調査や地元自治体、観光関係業者との意見交換などを行い、台湾の観光客に向けた観光プランを考案する。

 

 プロジェクトには、古民家を再生した宿泊施設の運営やまちづくりに取り組む㈱奄美イノベーションが協力。代表取締役の山下氏は23日の講話で「奄美の各集落に息づく魅力を掘り起こし、奄美と台湾をつなぐプランを考えてほしい」などと伝えた。

 

 台湾師範大学大学院生のキョ・インインさん(23)は「奄美は何より海が素晴らしいと思う。各地を見て台湾の観光客向けのプランを考えるが、まずは自分自身が奄美を満喫したい」と語った。