商店街30選に奄美市通り会

朝山市長(後列中央左)に「はばたく商店街30選」入りを報告した惠会長(前列左)=10日、奄美市役所

朝山市長(後列中央左)に「はばたく商店街30選」入りを報告した惠会長(前列左)=10日、奄美市役所

 経済産業省が地域に貢献する商店街などを表彰する2019年の「はばたく商店街30選」に、奄美から奄美市通り会連合会(惠枝美会長)が選ばれた。島の将来を担う若者を呼び込むためのイベント企画など、中心市街地の活性化に向けた取り組みが評価された。惠会長は「賞を頂いたことで商店街が再認識され、出店が増えてにぎわいが戻ればうれしい」と話した。

 

 はばたく商店街は、地域の特性やニーズを把握し、創意工夫を凝らした取り組みを進める商店街を選定する。全国30団体が選ばれ、県内からは同連合会のみ。経産省で4日に表彰式があり、惠会長が出席した。

 

 奄美市通り会連合会は、中心市街地にある七つの商店街(通り会)、189店舗で構成。各通り会の結成は戦後間もない1949年ごろで、米軍政下の奄美で生活必需品を島民に供給し、日本復帰後も奄美群島の復興を支えた。

 

 大型店の進出などによる地域住民の商店街離れを背景に、近年は店舗数の減少が深刻化。商店街側は子どもたちに思い出づくりの場を提供する夏、秋の祭りや、高校生らによるステージイベントなどを企画。若手経営者の出店や来訪者の増加につながったという。

 

 惠会長らが10日、奄美市役所を訪れ、朝山毅市長に30選入りを報告した。商店街では市の土地区画整理事業が進む。朝山市長は「皆さんのもろもろの活動が評価された。市の助成で出店を誘導できるような体制づくりに取り組む」と激励した。

 

 惠会長は「イベントが思い出になってUターンの人が出店したり、若い人たちが増えている。明るい商店街として活発に活動していきたい」と話した。