奄美の自然や文化も紹介 外務省公館で鹿児島PRレセプション

「鹿児島・本格焼酎」と「奄美・黒糖焼酎」のたるが並んだオープニングの鏡開き=1月30日、東京・港区外務省飯倉公館

「鹿児島・本格焼酎」と「奄美・黒糖焼酎」のたるが並んだオープニングの鏡開き=1月30日、東京・港区外務省飯倉公館

 外務省と鹿児島県は1月30日、東京都港区の迎賓施設・飯倉公館に109カ国の駐日大使ら231人を招き、県の魅力をPRするレセプションを開催した。奄美黒糖焼酎の振る舞いや本場奄美大島紬の着付け体験コーナーのほか、世界自然遺産登録を目指す奄美大島と徳之島の紹介パネルも設置して奄美の魅力も各国の大使にアピールした。

 

 外国人観光客の誘致や県産品の輸出促進が目的。三反園訓知事が「鹿児島には和牛や黒豚、ウナギ、カンパチなど多くの『日本一』がある。一回来てもらえば良さが分かる」とアピール。

 

 河野太郎外相は「鹿児島の自然を世界自然遺産に登録しようと取り組んでいる」と述べ、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の登録実現に向け支持を呼び掛けた。

 

 若手唄者の住姫乃さん、平田まりなさんが艶やかな歌声で島唄を披露。東京奄美会女性部はワイド節や六調をにぎやかに舞い踊り、国際色豊かな会場を奄美色に染めた。

 

 会場には奄美群島広域事務組合のFAMトリップの一環で昨年、徳之島を訪れたエルサルバドル共和国のマルタ・リディア・セランディア大使、奄美大島に招かれたニカラグア共和国のロドリコ・コロネル大使の姿も。

 

 マルタ大使は徳之島の自然の奥深さと住民の優しさを思い出に挙げ、ロドリコ大使は携帯電話のカメラで撮影した写真を示しながら「美しい島や人々の素晴らしさに触れられたことは大きな財産です」などと振り返った。

 

 焼酎試飲コーナーでは県酒造組合副会長の乾眞一郎・奄美酒類㈱取締役会長、第4代ミス奄美黒糖焼酎の小森園明音さんが積極的にPR活動した。乾副会長は「黒糖焼酎は『飲みやすい』との反応が多く寄せられた。母国に影響力のある方々からの好反応は大いに励みになる」と手応えを感じていた。

好評だった「大島紬体験コーナー」=1月30日、東京・港区外務省飯倉公館

好評だった「大島紬体験コーナー」=1月30日、東京・港区外務省飯倉公館