奄美の食品加工3社、アグリフードエキスポ大阪に出展

 奄美群島のさまざまな素材をジェラートで表現したカスターノ(上)、徳之島産シークニンの魅力を凝縮したダイキチ食品の加工品(中)、「ご当地お米サイダー」を提案したタートルベイ醸造=20日、大阪市住之江区のATCアジア太平洋トレードセンター

奄美群島のさまざまな素材をジェラートで表現したカスターノ(上)、徳之島産シークニンの魅力を凝縮したダイキチ食品の加工品(中)、「ご当地お米サイダー」を提案したタートルベイ醸造=20日、大阪市住之江区のATCアジア太平洋トレードセンター

 日本政策金融公庫主催の「アグリフードEXPO大阪2019」が20~21日、大阪市のATCアジア太平洋トレードセンターであった。奄美群島からは3社が参加し、関西圏の食品取扱事業者に自社製品の魅力をPRした。

 

 3社はカスターノ(ジェラート製造、瀬戸内町)、ダイキチ食品㈱(シークニン加工品、徳之島町)、タートルベイ醸造(炭酸飲料製造、徳之島町)。食品関連事業者のみに入場が制限された展示会場では▽価格▽納期▽最小発注単位▽品質管理に対する取り組み―など、商品流通に必要な情報の確認が繰り返された。

 

 カスターノは奄美群島産の素材を積極的に使用した製品の試食を積極的に展開。ダイキチ食品は徳之島産果樹の生育環境や製品加工の流れを丁寧に説明した。タートルベイ醸造は農業をコンセプトにした展示会に合わせてご当地ブランド米をサイダーにと呼び掛け、3社ともにバイヤーから注目を集めた。

 

 カスターノ製造の加計呂麻島産きび酢を使用したジェラートを試食した女性は「天然素材の味をハッキリと感じる。後味がスッキリしている。ラベルの色で産地の素材の数々が認識できるのもいい」と話した。同社の保田真弓さんは「島の素晴らしい素材を消費者に受け入れられる形で安定供給し、さらなる味と品質の向上を目指したい」とした。

 

 アグリフードEXPOは地域の農産物に付加価値をつけ、競争力を高めようと努力する農業者や食品加工業者の支援が目的。大阪会場には全国の農業者や食品製造会社など471事業者が出展した。