奄美の2銘柄が最高金賞 町田酒造、奄美大島酒造 東京ウイスキースピリッツコンペ

最高金賞に選ばれた「里の曙 ゴールド」(町田酒造、43度)=右=と「初留取り浜千鳥乃詩 極ブラック」(奄美大島酒造、44度)

最高金賞に選ばれた「里の曙 ゴールド」(町田酒造、43度)=右=と「初留取り浜千鳥乃詩 極ブラック」(奄美大島酒造、44度)

 2020年「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」(同実行委員会主催)焼酎部門の審査結果発表が9日あり、出品された258銘柄のうち奄美黒糖焼酎16銘柄が入賞した。最高金賞には「里の曙 ゴールド」(町田酒造、43度)と「初留取り浜千鳥乃詩 極ブラック」(奄美大島酒造、44度)が選ばれた。

 

 TWSCは日本初のウイスキーとスピリッツ(蒸留酒)の品評会として19年に初開催。ウイスキーやブランデー、ラムなどの洋酒部門に加えて今回、焼酎部門を新設した。

 

 審査員は洋酒の専門家や焼酎・日本酒・ワインの有識者のほか、製造、販売、広報関係者らが担当。出品酒のミニボトルを送付するリモート審査方式で6月に実施し、1銘柄につき6、7人がアロマ、フレーバーなどを100点満点で採点した。

 

 焼酎部門は最高金賞15点、金賞43点、銀賞73点、銅賞87点を選出した。町田酒造の長谷場洋一郎杜氏(とうじ)(62)は「(受賞銘柄は)複数の酒をブレンドした複雑かつ上品な味わいで、社の歴史が詰まっている。多くの人の協力を得て約10年掛けて造り上げた思い入れのある酒でもあり評価されたことは大変うれしい」とコメント。

 

 奄美大島酒造の安原淳一郎杜氏(50)は「商品は全て奄美の黒糖を使用しており、その味が認められたことをうれしく思う。初留取りならではの濃厚な甘みと複雑な香りが評価されたと考えている」と話した。

 

 そのほかの奄美関係の受賞銘柄は以下の通り。

 ▽金賞 FAU(奄美大島開運酒造、44度)、長雲40度(山田酒造)、紅さんご(奄美大島開運酒造、40度)、龍宮(富田酒造場、30度)▽銀賞 JOUGO(奄美大島酒造、25度)、壱之醸朝日(朝日酒造、25度)、里の曙LUXURY(町田酒造・リカーマウンテンプライベートブランド、41度)、長雲一番橋(山田酒造、30度)、浜千鳥乃詩原酒(奄美大島酒造、38度)、陽出る國の銘酒2004(朝日酒造、42度)▽銅賞 高倉(奄美大島酒造、30度)、長雲30度(山田酒造)、まーらん舟33度(富田酒造場)、里の曙原酒(町田酒造、43度)