女性4人に修了証書 本場奄美大島紬技術専門学院

修了生に修了証書が手渡された本場奄美大島紬技術専門学院修了式=24日、奄美市名瀬

修了生に修了証書が手渡された本場奄美大島紬技術専門学院修了式=24日、奄美市名瀬

 大島紬の技術者を育成する本場奄美大島紬技術専門学院(校長・前田豊成本場奄美大島紬協同組合代表理事)の2019年度修了式が24日、奄美市名瀬の市産業支援センターであった。2年間、織り技術を学んだ4人のうち出席した3人に修了証書を授与。関係者らは大島紬業界や産地の将来を担う技術者の門出を祝い、今後の活躍に期待を寄せた。

 

 今回の修了生は18年度入校した女性4人。前田校長は式辞で「この2年を基礎に技術の向上に努め、産地活性化のために役立たれることを期待している」、伝統工芸士で講師の栄夏代さんは「ますます腕を上げて難しい柄にも挑戦していけるよう頑張って」と激励した。

 

 修了生の川﨑安通子さん(54)=富山県出身=は「よく2年間自分なりに続いたと思う」、山下明希さん(21)=奄美市名瀬=は「小さい頃から織元の父や祖母の織る姿を見て簡単そうだと思っていたが、実際やってみたら難しかった。今後も続けたい」、碩サナエさん(70)=龍郷町=は「40年余り前に織ったことがあるが、昔と今は全く違った。奥の深い仕事。今後もぼつぼつと織れたらと思っている」と感想や抱負を述べた。。