宿泊助成利用率、離島地域は48% ディスカバー鹿児島

ディスカバー鹿児島 県は4日、県民対象の県内観光支援事業「ディスカバー鹿児島キャンペーン」の利用実績を発表した。割引券を発行して宿泊を補助する内容。宿泊券の利用枚数は合計2万8899枚で、発行枚数(4万枚)に対する利用率は72・2%。奄美群島を含む離島地域の利用枚数は2883枚で、発行枚数6000枚に対する利用率は48・1%と半分以下にとどまった。

 事業は新型コロナウイルス拡大で影響を受けた県内の観光・宿泊業界の支援が目的。第1弾(6月20日~9月15日)と第2弾(8月28日~10月18日)の2回、県民からインターネットと電話、はがきで申し込みを受け付け、1人最大1万円を補助した。

 

 キャンペーンは県内全域を▽大規模施設▽鹿児島市・霧島市・指宿市地域▽離島地域(種子島・屋久島・奄美群島)▽その他エリア―の4地域に分けて展開。離島地域以外の利用率は、その他エリアが80・8%(利用枚数4848枚)、鹿児島市・霧島市・指宿市地域が75・7%(同1万5414枚)、大規模施設が75・4%(同5754枚)でいずれも7割超だった。

 

 4地域合計の利用枚数は第1弾が1万6081枚で、第2弾が1万2818枚。第1弾の期間中には、新型コロナ拡大に伴う宿泊券の使用自粛要請期間が4回設定された。

 

 離島地域の利用率が伸び悩んだ理由について県観光課は「自粛要請期間の設定により、離島を訪れる申込者の都合がつかなくなったり、台風接近などで船や飛行機の欠航が相次いだことが主な要因ではないか」などと分析している。