川内原発、再稼働を「阻止」

鹿児島県庁前で川内原発の再稼働反対を訴える参加者=13日午後0時56分、鹿児島市

鹿児島県庁前で川内原発の再稼働反対を訴える参加者=13日午後0時56分、鹿児島市

 【鹿児島総局】原子力規制委員会が優先的に審査する九州電力川内原発(薩摩川内市)の再稼働反対を訴える集会が13日、鹿児島市の県庁前などであった。全国で最も早く再稼働する可能性があり、参加者は「再稼働は絶対に許さない」「放射能はいらない」などと訴えた。伊藤祐一郎知事が1月の年頭会見で「6月議会で(再稼働を)判断したい」との考えを示していたことで、県議会開会日に合わせて行われた。
 県内の反原発団体などでつくる実行委員会が呼び掛け、県内外から約千人(主催者発表)が集まった。集会では福島や佐賀などの原発立地自治体の市民団体代表らが壇上から脱原発を訴えたほか、川内原発の再稼働を認めないよう求める12万3364人分の署名を伊藤知事宛てに提出した。
 福島の原発事故の被災者、木幡ますみさんが「3年たったが福島の状況は変わっていない。原発は大丈夫、安全などと言うのはおごり。子どもたちのためにも再稼働を許してはならない」と訴えると拍手が起きた。
 川内原発建設反対連絡協議会の鳥原良子会長は「福島の人たちの苦しみを無駄にしないためにも再稼働すべきではない。県議会の皆さん、命を、ふるさとを大事にしてほしい。私たちの声を無駄にしないでほしい」と強調した。