徳之島で製糖開始 搬入、前期比増の17万㌧台

製糖シーズンが始まり工場に搬入されたサトウキビ=15日、徳之島町徳和瀬

製糖シーズンが始まり工場に搬入されたサトウキビ=15日、徳之島町徳和瀬

 徳之島の2020│21年期の製糖が15日、始まった。初日は南西糖業の伊仙、徳和瀬両工場に合計1277・668㌧の原料サトウキビが搬入された。製糖開始は前期より4日早く、6期連続の年内操業。搬入量は前期実績を約1万9000㌧上回る17万5236㌧を見込む。

 今期の町別原料搬入見込み量は▽徳之島町5万3012㌧▽天城町6万3000㌧▽伊仙町5万9224㌧。工場別では伊仙工場が9万1468㌧、徳和瀬工場8万3768㌧。収穫面積は前期実績比225㌶増の3407㌶、10㌃当たり収量(単収)は同0・245㌧増の5・204㌧を見込んでいる。

 15日は伊仙工場で656・995㌧、徳和瀬工場で620・673㌧を受け入れた。平均甘しゃ糖度は伊仙工場が前期の搬入初日比で0・33度増の13・5度(最高15・9度、最低10・2度)、徳和瀬工場は同0・16度増の13・0度(最高15・5度、最低9・8度)と前期を上回った。

 原料搬入日数は3月28日までの延べ85日間を計画。年内は27日まで原料を受け入れ、年明けは6日から操業を再開する。2月1~3日、3月3~9日の計10日間、春植え推進期間を設ける予定。

 南西糖業原料統括部は「今月に入って降雨が続いため思ったより糖度が上がらなかったが、今後天候が回復すれば糖度は上昇傾向になる。今期は去年よりイノシシ被害が減ると見込んでおり、増収を期待したい。年内は夏植えキビを優先的に収穫・搬入し、適期の管理作業を行って来期の増産につなげたい」としている。